ブックメーカー ハンディキャップの仕組み

ハンディキャップの仕組み

ブックメーカーではハンディキャップが設定されているものも数多くありますが、これは力量差が大きかった場合やより賭けを難解なものにするために設定されています。

スポーツでは、対戦カード次第では試合前からほぼ勝敗が決まっている状況は珍しいものではありません。

大番狂わせが無いわけでは無いにしても、よほどのことがなければ強いチーム、選手が勝つだろうと予想される試合は多いものです。それをそのまま賭けの対象にしてしまうと、本命一点張りとなってしまいオッズも下がってしまいますから、旨味がなくなってしまいます。

そこでブックメーカーでは、独自のハンディキャップを設定して五分五分の賭けになるようにオッズ調整をしているのです!
ハンデの付け方は種目によって変わってきますが、野球やサッカーのように得点を競う競技であれば、スコアの増減で賭けの勝敗を決めることになります。
本命視されているチームに対しては一定の点差以上つけないと勝利とみなさない、逆に力が劣るとされているチームに対しては一定の点差以内で負けた場合には価値とみなすといったようなハンデが設定されます。

あくまでもブックメーカーが決めた架空のものですから、実際の試合の勝敗と関係はなく賭けの上での勝敗となります。

このような仕組みになっていることから、ブックメーカーではどれだけ実力差がある対戦カードであっても、ハンディキャップによって拮抗した戦いを楽しむことができるのです。